【歯医者の簿記3級-②】商品売買

スッキリわかる日商簿記3級」を参考に簿記の基礎を学んでいきたいと思います!

勘定科目別でみる商品売買の用語

商品売買で出てくる用語を勘定科目ごとに整理してみましょう

  • 資産:現金、売掛金、クレジット売掛金
  • 負債:買掛金
  • (資本)
  • 収益:売上
  • 費用:仕入、支払手数料
  • 売掛金:商品を売り上げて、あとで代金を受け取ること(その権利)
  • クレジット売掛金:商品を売り上げて、クレジット払いで代金を受け取ること
  • 買掛金:商品を仕入れて、あとで代金を支払うこと

商品売買の仕訳でもルールは一緒!

商品売買の仕訳を記入するとき、まず、前回のルール②をしっかり思い出しましょう!

仕訳のルール②

     借方     貸方

資産(増えた)左 (減った)右

負債(減った)左 (増えた)右

資本(減った)左 (増えた)右

収益(なくなった)左 (発生)右

費用(発生)左 (なくなった)右

歯医者の例で行ってみましょう。

まず、仕入れから

「Ciメディカルで歯磨き粉10個を3000円で仕入れて、代金は掛けとした」

これを勘定科目でみていくと、歯磨き粉を仕入れるために、3000円の費用がかかりますね。

また、代金を掛けにしたので、負債が生じています。

仕訳を記入してみましょう。

仕入の費用が発生買掛金の負債が増えたので、

「Ciメディカルで歯磨き粉10個を3000円で仕入れて、代金は掛けとした」の仕入

   借方      貸方

(仕入)3000 (買掛金)3000

→(費用)発生 (負債)増えた

になります!

今度は、仕入れた歯磨き粉を患者さんに売ったとします。

「歯磨き粉1個を500円で売り上げて、代金はクレジット払いとした。クレジット支払手数料(販売代金の2%)は、販売時に計上する」

これも、勘定科目で分けてみると、500円の売り上げの収益、クレジット売掛金の資産、クレジット支払手数料の費用が発生しています。

なので、

「歯磨き粉1個を500円で売り上げて、代金はクレジット払いとした。クレジット支払手数料(販売代金の2%)は、販売時に計上する」の仕訳

      借方       貸方 

(クレジット売掛金)490(売上)500

(支払手数料)10

→(資産)増えた (収益)発生

 (費用)発生

で、カード会社から、商品代金が入金されたときには、クレジット売掛金は減少し、現金が増えることになりますので、

カード会社から商品代金が入金されたときの仕訳

  借方        貸方

(現金)490 (クレジット売掛金)490

→(資産)増えた (資産)減った

こういう感じで、まずは、取引の内容が、勘定科目のどれに当てはまるか、

また、ルール②を思い出しながら、仕訳を作る練習をすると、だんだん慣れていきそうですね!

より詳しい内容は、私が参考にしている、「スッキリわかる日商簿記3級」で確認してください!

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