「マイクロスコープ」と「4Kカメラ」で歯科治療を見える化する!

こんにちは、歯医者のどんです。

根の治療、詰め物や被せ物などの歯科治療、自分ではなかなかみえないですよね。

自分を大切にする意識が高くなっている今の時代、自分の歯にどんなことをしたか、ちゃんと治療ができているのか気になりませんか?

歯医者としても、患者さんに、治療の内容を一生懸命口で説明して、何をしたか伝えようとしますが、言葉だけじゃなかなか伝わらないし、信頼してもらえないという不安があります。

百聞は一見にしかず」

高画質の写真や動画で、治療の様子を見せてもらえたら、一番納得しますよね?

今回は、マイクロスコープ高性能カメラをくみあわせることで、歯科治療の「高画質見える化」の実現についてみてみましょう!

歯科用マイクロスコープのもう1つのメリット

歯科用マイクロスコープのメリットは、何といっても、視野を拡大してくれて、歯の細かい部分をよくみえるようにしてくれるところですが、実は、もう1つの大きなメリットがあります。

それは、「記録」ができること!

マイクロスコープには、カメラを接続することができて、マイクロスコープの像を写真や動画で記録できます。

私のYouTubeチャンネルである歯医者のどんちゃんねるの動画に収録されている治療の様子は、すべてマイクロスコープに接続したカメラで記録したものです。

私は、ソニーのα7S3というフルサイズミラーレスカメラを接続して使っています。

4K動画に特化したカメラで、プロフェッショナル級の4K撮影性能を持っているとても優秀なカメラです。

マイクロスコープで記録した映像をモニタに出力して、患者さんに見せることができる
マイクロスコープに4K動画撮影に特化したフルサイズミラーレスカメラ(ソニーα7S3)を接続している様子

実際の映像

カールツァイスの最高峰マイクロスコープ(OPMI PROergo)でみた像を、4K動画撮影に特化したソニーのフルサイズミラーレスカメラ(α7S3)で記録した実際の映像は、私のYouTubeチャンネル(歯医者のどんちゃんねるもしくは4K歯内Endo)に多数アップロードされているので、ぜひご覧ください!そしてチャンネル登録も!

CCDカメラやビデオカメラも、マイクロスコープ接続用カメラとしてもちろん選択肢の1つですが、やはりイメージセンサーがフルサイズ(大きいサイズ)のミラーレスカメラが、高精細で表現力が豊かじゃないかと思います。

同じ4K撮影でも、α7S3なら、色の情報をより高度に設定することができるので(4K/4:2:2/10ビット撮影可能)、上の動画でみてもわかると思いますが、非常にきれいで高精細な歯の状態が4K映像で鑑賞できます。

4Kの次は、8K時代ですが、データ容量的に、4Kで精一杯な状態で、画質も十分満足していますので、8Kへの移行はまだ必要ないかなと思います。(取った動画をキャプチャーする意味では、8Kもほしいですが、その容量とデータ管理を考えるとちょっと厳しいかなと、、、)

ここまでこだわるマイクロスコープユーザーがいるかはわかりませんが、そのメリットは大きいです

  • 患者さんの目でみて確認させることで、歯の状態を確実に伝えることができる
  • 診療情報として残せる
  • 治療後経過のフィードバックに役立つ

などがマイクロスコープ像の記録のメリットですね。

今回は、マイクロスコープのもう1つの有用性、「記録性」による歯科治療の「見える化」ができるところについてみてみました。

患者さんの意識も高くなってきているので、その要望に答えられるようには、こういったハイレベルな見える化を実現することが、お互いにとって、非常に有効だと考えています。

実際の4K映像も、ぜひご覧ください!

それでは、また!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です